蓮の花
はい、今回は、7月中旬から8月末日頃まで、見頃の花『蓮の花』です
東洋一と名高い、高田城趾公園の蓮の花
只今『蓮まつり』が開催中です
期間 : 2022/7/16〜8/21
西堀のハス(高田城址公園) · 〒943-0835 新潟県上越市西城町1丁目10−18
★★★★☆ · 観光名所
外堀一面、蓮の花が咲き誇っており、優美な姿を堪能出来ます
蓮の花の命
1日目 : 早朝に蕾が開き始め、少し開いたところで、午前中には蕾が閉じ
2日目 : 夜中に蕾が開き始め、お椀型に開いたところで、昼頃また蕾が閉じ
3日目 : 夜中に蕾が開き始め、午前中平らに花が開き、午後蕾が半開きの状態で閉じ
4日目 : 夜中から花が開き始め、午前中には散り始める
4日ほど、この工程を経た後、花の寿命をむかえます
なんとも儚く短命な花なのでしょう
仏教との関わり
蓮の花は、古くから仏教と深い関わりを持つ花として知られています
例えば、仏像の台座や香典袋など、仏教関連のものに描かれることが多々あります
また、浄土には4種類の蓮の花が咲くという言い伝えもあったりと、古くから仏教と深い結び付きがあることが分かります
仏教の教え
泥の深くに根を伸ばし、成長した後も泥に汚れることなく綺麗な花を咲かせる姿は、仏教の教えと通じるものがあることから、古くから大切にされてきました
泥を俗世に例え「汚れた世の中や煩悩にそまらず清らかである」という意味の「泥中の蓮(でいちゅうのはす)」や「ハスは泥より出でて泥にそまらず」などのことわざが残っています
中国から仏教とともに伝わり、今では切っても切れない繫がりとなっています
蓮の花の寿命は儚くとも、現世の生活や心に根付いて、無くてはならない花です
この感慨深い「蓮の花」、是非この機会に観賞してみてください
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